第1回目F2F Weekを終えて

https://www.bbc.com/news/world-europe-54364015
全然学校ぽくなく、ただBBCから引っ張ったマドリッドの部分的なロックダウンについてニュースが流れている通り、彼らは9月以降に非常に深刻な感染者数の増加もあり、F2F Weekといって69名31ヵ国の全員がマドリッドに集う1週間もマドリッド在住のメンバー以外は皆リモートでの参加となった。インプットまみれだったけど、幾つか学んだ事について振り返ってみたいと思う。

○Communication and presentation skills
CNNでレポーターをやっていた先生が教えるコミュニケーションについての4回シリーズ。2010年のメキシコ油田流出事故を起こしたBP社のCEOの想定で、クラスメートからインタビューを受けたり、グループで5分間のプレゼンを行ってクラスメートから質問を受けたり、、、インタラクティブで楽しい授業だったと思う。
オバマ大統領、トランプ大統領を比較しながらどの様にメッセージを伝えているか、米国民みんなに平等に伝えているか or 二分する様に敵をつくって伝えているか、キラーメッセージを繰り返し繰り返し伝えているか、自分が来年から想定される公に話す時に気をつけるべき参考になる内容だった。

○Financial reporting and analysis
まだ簿記3級程度のベーシックな所らしい(笑)けど、まずは会計の原理原則を学ぶ4回を終えた感じ。シリーズとしては15回くらいかな。まだどう仕事に活かすかまではブレークダウンできていないけど、①企業を見る時に決算説明の資料だけでなく実際のB/S・P/Lまで眺めて評価できるかどうか、②自分が企業のCFOと会話する時に相手の立場に立ってストーリーを組み立てられるかどうか、③まだ先かもしれないけれど、とある企業買収を検討した時に評価できるかどうか、この辺りが学びとして活かしていくべき所なんだと思う。あとは自分自身が会社を立ち上げた時にも学びが活きてきそう。

○Team Building
クラス・グループに分かれてディスカッションが中心の3回シリーズ。69名が3つのクラスに分かれて、また更に4つのグループになってチームで動く様になるので、お互いの事を理解し、Working Agreement(WA)をしっかり決めて、その上で来週からコラボレーションして行こうという内容。個人的にはこのWAのコンセプトが今のチームに必要な所かと感じて、すぐに来月のアクティビティにてワークショップ形式で決めて行こうと思った。今までセールスの1人目で入社して、日本のビジネスの基礎をつくる事そのもので共通認識でいたし阿吽の形で仕事してたけど、今週から10人目が入社して改めてビジネスをスケールさせるフェーズでゴールの共通認識だけでなく・行動の共通認識まであった方が、より1つのチームとして進められるんじゃないかと勝手に思っている。

○Economic environment and country analysis
先生がひたすら様々な経済レポートを共有してマクロ・ミクロ双方の基礎的な所を4回終えた感じ。ただ座学みたいになってしまい、あまりインタラクティブでなかったり、ざっくりすぎる内容な所に不満もあり、クラス全体で先生を変えよう運動が始まったのが今週。高い学費を払っているのだからHigh standardな教育を受けたい!とかなりRadicalにリクエストする様なメイトもいて、結構荒れたここ3日間だった。個人的にはお互いの期待値調整が最初にできていないのと(自分はそんな期待してはいけないと勝手に思っている)、ビジネスの世界同様に適切なBehavierでフェアにリクエストしたら良いのになーって片目でみていた。とはいえ、これからグループで国を選んで具体的にその国の経済状況をプレゼンしていくフェーズなので、①他国に進出する際にどこの国から攻めるか、②その国を攻めるならどうやって攻めるか、あたりには有効なクラスなのかなってこちらも勝手に思っている。

まだまだ1週間終わったくらいだけど、大量のインプットがあったので1週間かけて消化していく感じ。いやーあと450日もあると思うと、まだまだこれから…でもだいぶうねりうねってきている。15ヶ月後にどんな視野になっているか、どんな将来のキャリアを考えているのか、どんな素敵な出会いがあるのか、まだ全く想像できない。

げーしー
  • 2013年から始まった人生ログ。
    自分の振り返りを目的として色々とメモしています。

MBATokyo

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