れびゅー5:岡田武史 羽生善治『勝負哲学』

百戦錬磨の二人の対談をまとめた本。勝つためにはどうしたらいいか?何が勝負を分けるのか?
二人の経験をもとに語っているんだけど、いやー今年指折りなくらい読み応えあった!

『直感はロジックを超えるものですが、同時に、ロジックによって支えられているものでもあるんです』
ビビっとくるひらめきも地道な積み重ねがなければ生まれないってことだと思うんだけども、
そのひらめきも日頃の努力というか練習から成るものなんじゃないか、という話。
実際羽生さんを脳科学者が調べた時は、①実際の盤面を見たとき、と②一手を直感的に選ぶ時に働く部分、
この2つがアマチュア棋士より羽生さんの方が脳内神経回路がずっと活発化していた。
なので1500局以上指している羽生さんも天才と言われるけれども、経験の差がその直感を生み出す神経回路を研ぎすましていて、
その直感的選択の差は経験や訓練の厚い層をくぐり抜けている、という感覚があるとのこと。
この言葉はそっくりそのまま自分の心に刻まなきゃない。ゴールを達成する(勝つ)ためには並々ならぬ経験が必要と理解しました。

『可能性に比例してプレッシャーも高まる』
あともう一歩、山登りでいうところの八合目、もう少しで頂上にたどり着く時ほど、プレッシャーが高まるという話。
それは頂上が見えてきて、”できる”可能性があるからこそ感じるもの。
僕の場合、”自信が無さすぎて、なのに勝負しなければならなくて”、プレッシャーを感じる事がたまーにあるんだけれども、
それはお話にならないプレッシャーであって、あくまで鍛錬をしてきた上での勝負で起こる現象なんだろうなと思います。
このプレッシャーできつい状態の時だからこそ、勝負勘も冴えてしびれる決断もできるとのこと。
リンクするかはわからないけれども、まさに今の自分は退職まであと2ヶ月という事もあり、
徐々に安堵の気持ちでストレスフリーになるかなと思ったけども、真逆でプレッシャーが徐々に高まっている感が強いです。
半年後の自分が楽しみな反面、近未来の可能性が大きくプラスにもマイナスにも進む事ができるからだと思ってます。
マイナスには進みたくない、逆に大きくプラスで進みたい(絶対負けたくない)からこそ、感じているプレッシャーかもしれません。

『勝負の神は細部に宿る』
アベレージマンが勝負に勝とうと思ったら、あと一歩、あと一センチに手を抜いてはいけない、何かを決めたら全力で取り組む、
その中でたった一回でも手を抜いたら、そこで勝負がついてしまうという話。
ACミランやマンUなどでも練習の空気からして異なり、にぎやかで冗談も言うけれども、練習自体の雰囲気はとても引き締まっていて、
ちょっとでもいい加減なプレーをすると仲間から批判の声が噴出する、それくらい手を抜かずに練習しているとのこと。
いわゆる”ツメが甘い”自分にはグサリな言葉だけど、物事を進める上でやると言った事は最後までやりきれるよう、自戒をこめてメモ。

げーしー
  • 2013年から始まった人生ログ。
    自分の振り返りを目的として色々とメモしています。

Book

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください