シンガポール生活その2:外国人の自分がみたシンガポー

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シンガポールに住み始めて3週間。チャイナタウンの超怪しいホテルで1週間を過ごした後(隣の部屋は風俗嬢の管理部屋だった!)、
ようやっとHDB(シンガポールの公共住宅)の一室に引っ越す事ができた。

インド系マレーシア人のおばあちゃんオーナーと中華系マレーシア人の奥さまとのシェアだけども、
二人とも殆ど家にいないので実際は一人暮らしをしている感じ。
オーナーは孫の家に行ったりクアラルンプールの実家に遊びに行ったりで自由人おばあちゃん。
ルームメイトの奥さまはひっきりなしに仕事してて、且つ子供のいるクアラルンプールに休みがあれば帰ってる感じ。
因みに旦那はマカオで出稼ぎしてるって言ってた。子供はクアラルンプールのおばあちゃんのもとで生活してるので、家族は離ればなれ。
話を聞きながら家族のためにお金を稼ぐ必死さを感じた。

【①アジアの人種のるつぼ、シンガポール】
とにかく、ぐちゃぐちゃ(笑)
世界各国の企業のAPAC(アジア・太平洋)地域の本拠地をここシンガポールに立てる企業が多く、
オフィス街であるラッフルズプレイスに行くと世界中の人がいる事がすぐに分かる。特にランチに行くと、もうぐちゃぐちゃ。

社名をみるとよく分かるんだけど、○○(S)Pte.Ltd.ってのはシンガポール単独のオフィスだけど、
○○Asia.Pte.Ltd.となるとAPAC本拠地、シンガポールをRegion Headにしてるって事。
日系企業も2000社あるって言われているけど、もちろんそれ以上にイギリス系・アメリカ系の企業が多かったはず。
営業本拠地をシンガポールに置いて人件費の安い国に工場を置くとか、M&A部隊をシンガポールに置いて資本提携した後に各国で展開するとか、
会社の事情でバラバラだけど、ヘッドをシンガポールに置いて域内をコントロールするのが結構スタンダードな感じ。

さておき世界中の人が集まるってことは世界中の文化が集まるってことなので、オフィス周りのレストランも本当にいろんな所があり、
中華、インド、日本、タイ、、、ハラール料理、、、だけではなくベジタリアン向けなど文化以外で切ったレストランもある。
自分はベジタリアン向けのとある店が大好きで、10ドルで6品の野菜をでっかいボウルに詰めてくれてビタミン摂れた感が好きです。

オフィスから街中にスコープを移すと、中華街やインド街も勿論だけどミャンマービルやタイビルなどある国民が集中する所もある。
因みに在留日本人は3万人近くと言われていて、都市別でみるとニューヨークとロサンゼルスの次で世界三位の日本人の数。
日本人はオーチャードっていう新宿みたいな所に高島屋と伊勢丹が並んでいて出没率が高いのと、
クラークキーっていう目黒みたいな所(絶対例え間違ってる!)にあるリャンコートっていうテナントビルが出没率高い。
日系スーパーの明治屋があるのと、日本食レストランがわんさかあるからかな。休日に行くと日本人家族がめちゃくちゃ多い。

【②日本食レストランの多さよ!】
とにかく海外に住むとなると日本食、特に醤油とソースとダシの味が恋しくなるんだけども、
ここシンガポールだと日本食レストランがわんさかあるので、あまり困らない。日本で食べるよりすんげー高いけど。
日本人向けでもあるだろうけどシンガポリアンを中心に日本食がブームなんじゃないかってくらい人気。要リサーチ。
ラーメンだと山頭火、一風堂、麺や武蔵など日本の人気店がほぼ同じ味で食べられるし、サイゼリヤ、つぼ八、塚田農場、さぼてん、、、
日本でどこにでもあるレストランにシンガポールでも行けるので、ちょっとした息抜きには最高です。
で、何で息抜きかというと、ラーメン一杯のために16ドル(1300円)もかけるのはちょっとお財布的に厳しいから・・・
代わりにホーカー(屋台)に行って中華料理食べたり、インドカレー食べたりするとだいたい5ドルくらいで1食済むし、
駅地下のフードコートに行っても10ドルは全然かからないので、エコに済ませる方法はあるみたい。
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個人的には山頭火の味は日本と全くと言っていい程変わらぬ味・安定感なので、週1回ペースで通ってるかも。。。

【③僕はシンガポールでは外国人】
なので、ビザが失効された時点で強制的に日本に帰らなければならない立場。
シンガポールは近年外国人受け入れを厳しくしているので、このままずっと働けるかも分からない。
540万人いる人口の内、30%が移民な国家である中で、シンガポリアンの雇用を安定化させたい政府が締め付けを強化しているみたい。
8月からは人材会社は求人を2週間シンガポリアン用の求職システムに掲載する事が義務づけられるそうで、一層外国人が雇用されづらい環境になる。
※実際のところシンガポリアンって結構レイジーって聞くけども(汗)何か不都合があると直に会社を辞めて次の会社へ行くし。

ここが分かりやすいかも:『シンガポールの就労ビザ取得基準の厳格化について』
http://singapore.keizai.biz/column/31/
逆に外国人である自分はシンガポールに貢献するためにシンガポリアン以上のバリューを出し、
またビザハードルから守るためにも給与も上げていかなければならない身なので、必死に働かねば。。。
日本に帰るのは簡単だけど、帰った所で『で、何のバリューがあるの?』って問いに答えられる程の力がついてるわけでないし、
逆にみっちり力つくまでは日本には帰れないと腹くくっての渡星なので、バチコン、そこは自分と勝負したいと思います。

今日も暑かった。ゆっくり寝るかな。

げーしー
  • 2013年から始まった人生ログ。
    自分の振り返りを目的として色々とメモしています。

Singapore

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