僕の私の20代サラリーマン論 その1
と偉そうに書いてしまったけども、どんな事が自分でこれから書けるか分からないけど、自分自身の整理のためにも20代での経験を踏まえてつらつら書いていこうと思います。
基本的にネガティブシンキングなので、ネガティブな人にオススメな内容です。
その1:人生の中での目標設定にて
【1:将来の目標なんてそんな見つからない】
見つからないので見つけようとし続ける方が大事だと思う。就活前の大学3年生になって急にやりたい事がポッと出てくるわけなんてないし。凄いざっくりな目標から時間をかけながら明確な目標に変わっていくんだと思います。何で目標が必要かというと色んな考えがあると思うけど、、、目標をしっかり実現して人間スッキリして死にたいからじゃないでしょうか(笑)自分が築いたものは世に残るし、自分も達成感を以て気持ち良く死ねる。でも実現したいことになるほどの事って自分の中で相当衝撃的な経験でないと難しいんじゃないかなって思う。時間がかかってでもその経験に出会う事が大事。
【2:衝撃的な経験が自分を大きく変える】
自分の人生にまで影響する相当衝撃的な経験って言うのはなかなか無いんだけど、これがあるのと無いのとでは全然違うと思う。自分自身社会人になってからはたった3回。1回目は東日本大震災、2回目は当時の社長室の大先輩に言われた勝負についての話を聞いた時、3回目は後継者塾の初クラスで直ぐに逃げ出したいくらいの劣等感を感じた時、、、自分も不感症なのでなかなか出会わないもんです(汗)当時に比べて自分はどう変わったとか、あの言葉と同じような事を違う人が言っている、とかいろんな意味でよく頭の中で反芻します。この3回の経験が無かったら将来の目標もまだまだぼやけてたし、今シンガポールにもいないし、米系でも働いていないし、、、何してたんだろう?どうやって衝撃的な経験に出会うかは分からないけれど、世界一周の自分探ししてる人とかこういうの求めてる気がするし、有名な人の講演会への参加にしても、何かの自己啓発のプログラムへの参加にしても、みんなこういうのを求めてるんじゃないかなあ。
【3:人生そんなうまくいかない】
目標が見つかると今度は短・中期でどういう計画にしようかと考えると思うんだけど、これは会社が掲げる理念・ビジョン・戦略の三角形に近いと思う。これは孫さんから学んだ事の1つ。こういう事を将来実現したい・人間になりたい(理念)、そのために20代はこうありたい、30代はこうありたい、、、(ビジョン)、そこからブレークダウンして20代の前半の2年はこういう事を達成して、次の2年はこういう事を達成して、、、(戦略)、のように結構細かく計画立てられるようになるんだけど、所詮は計画で計画通りにいかないなーと感じます(笑)今から先の事なんてよくわからないじゃないですか。でもその20代のうちの1年や2年うまくいかなくても、20代の目標には少しでも近づいてるわけだし、もっと言うと20代がうまくいかなくてもその先の30代や40代で軌道修正できる可能性もあるわけだし、誤差範囲に過ぎないと自分に言い聞かせてます。桃鉄で1回や2回先にゴールされても、99年の間では誤差な状況と一緒(笑)
【4:選択にはいつもトレードオフが発生する】
自分が今の会社に居続けるのも、そこから転職して新しい環境にチャレンジするのも、常にトレードオフが発生しています。例えば会社を辞める際は”すぐ昇進がある”とか”安定した給与”とか色々機会損失があると思うけど、それ以上に”新しいロールやマーケット”とか”英語の環境”とか何でもいいので得られる事の方がずっと大きいからみんな選択する訳であって。普段の生活の中でも”飲み会の参加と不参加”でも”トレーニングへの参加と不参加”でも何でもある訳で、このシーソーで比較するような考え方をすると、普段から無駄なものを省く癖と選択したからには充実させようっていう癖がつきやすくなると思います。
【5:覚悟をして選択する】
転職するとか大きな意思決定の場合は覚悟して選択する事が大事なんだと思います。何か迷ってしまった時にちゃんと原点に戻れるようにするためです。これが曖昧な状態で選択してしまうと迷った時にすぐに”辞めたい”とか”逃げたい”とか影に隠れてしまいます。実際にシンガポールでも大丈夫かな?って人は半年とか1年でリタイアして母国に戻ってました。覚悟したなら自分が設定した目標にたどり着くまでは何とか食らいつきたいもんです。このマインドセットはトップアスリートから学んだ気がします、特に海外で活躍しているサッカー選手とか野球選手とか。
3連休国外に出ない分、充実させようとしてる感が否めない。。。