東京出張にて巡り巡って将来について考える
2週間の東京出張を終えて、久々にいろんな人と話すことができたり東京オフィスでもみくちゃにされたりで、脳内整理がてら。
毎日東京オフィスのメンバーとか昔の同僚とかと食事会があり余裕がなく、2週間疲れ果てたのか朝シンガポール到着後に夜8時くらいまで爆睡。
早速ボスに出張レポートしたら”It’s not really comfortable for me”と1週間かけて立ち上げたオペレーション案が思いきし一蹴されたけど、どこまでAPACオペレーションで標準化したいか大体の感覚が分かっただけでも収穫と、、、ポジティブに。
【自分の生き残り方を今一度】
今のチームが立ち上がってメンバーが揃って1ヶ月が経過したけど、面接の時から言われているように”将来的にはAPACで機能が安定したら各国に移管する”と言われていた通り、東京オフィスの方からも”将来的に戻ってきて欲しい”と言われてしまう。
はっきりそこは”何か緊急な事がない限りは戻る気は一切ない”とは伝えたものの、逆にチームが解散した時にAPAC側で自分がいる立ち位置はどこになるんだろうと感じてしまった。何も行動しなければ間違いなくクビ。
自分としてはセールスはもう20代でお腹いっぱいなのでピュアなマーケティングにシフトしていきたいんだけど、APAC側からマーケ担当として日本を見るロールというのがイメージしづらく日本でマーケやればいいじゃんという所に行き着いてしまう。どういうポジションを自分のためにつくろうかと考えなきゃいけないんだけど、そもそもマーケティングよく分かんないので、今のロールの中でデジタルマーケティング、あとはプロダクトマーケティング、あとはマーケティングの自動化、この辺をGW明けからしこしこトライしながら考えようかと。
ここからもし解が出なかったら、APACのマーケチームの人たちと同レベルか更に上のスキルと経験をベースにガチンコでポジション勝負しなければならない。やばい、、、勝負に持っていかない戦い方でなんとかポジション見いださねば。。。
【株式会社外資企業】
東京オフィスのスタッフを見ていると、みんな外資系を転々としながら今の会社に辿りついている人が多く、どうやら外資系内で人材が流動しているみたいで興味深かった。みんなどこかしらで繋がっていたり共通の知り合いがいたり、ある意味パフォーマンス次第では良い噂も立つし、悪い噂も立ってしまう狭い世界。
みんな口を揃えて言うのが”日本の会社で働けない”ということ。給与もそうだし社風もそうだし、同様にサラリーマンだけどより実力主義で自己責任で柔軟に動ける環境にいる事を好んでいるみたい。これは全然知らなかったので新鮮だった。
【今の環境は全然グローバルなんかじゃない】
まだ今はマネージャーの下で守られている立場だから全然ぬるいと思うけど、これがもしマネージャーになったらダイレクターとも折衝しなきゃだし、他部署のマネージャーやダイレクターとも折衝しなきゃだし、もしくは部下と折衝しなきゃだし、ようやっとガチンコの環境と言える気がする。APAC側はそこまでだったけど、東京オフィスで出席したミーティングだと本当に役職関係なしにガンガン言い合っている光景を何度も見たし、そんな時”やべえ自分がマネージャーだったら耐えられない”と思ってしまった。なので今の自分が置かれている環境はまだまだぬるいし、APACで役職につかなければガチンコ折衝数も少ないし全然グローバルを経験できないんじゃないかとつくづく思う。これも同様に自分で何とか結果出して、ポジションを2つくらい作らないと役職つくれないだろうし、これまた自分次第。やること多い。
【上に行けば行くほどシビアな環境】
マネージャーはそこまでだけど、そこからダイレクターや更に上の役職の人達を見ていると、朝はかなり早くから会社に来て仕事しているし、家でも何でもめちゃくちゃ働いている。加えて自分はそこまで大きくは感じてないけど、如実に学歴主義があるし、ポジション争いはドロドロ、外資金融で働いている友人曰く。結構残業を減らして効率良く仕事しようとか、学歴不問とか、クリアな360度評価とか、すごいかっちょいい事が日本だと言われているけど、残念ながら外の世界とは全然違う道を進んでいるかもしれない。結局の所、上に行けば行くほど責任や勝負の跳ね返りが給与なのかもなあ。。ストレスで自分だったら速攻ハゲそう。
なんだか今後について色々考えさせられたのが正直なところ、課題が明確になったのは良かった点かと思う。ぼちぼち仕事するかぁ。。。