ヒトとカルチャーと悶々さと

今日は札幌。札幌はまだ雪がないものの東京よりずっと寒く、ジャケットを羽織らないとちょっと寒い。いつもの通り顧客との議論と意思決定を終えて、駅の花まるでつみれ汁からニシン寿司から色んな海鮮を食べる。そんなふらり出張。ついこないだ東京の家を広い部屋に移したばかりだから、また戻ったら片付けやら手続きやらで手一杯になりそうだ。。。

最近になって組織って難しいなーと思う事がある:ベストな人を採用するという事。
ミッション、ビジョン、コアバリューみたいなものがあって、こういう世界を創る、こういう会社を創る、こういう社員である、って世の中の会社はWebページ上でドドドーン!っと伝えていたり、オフィスに行くとデデデーン!って掲げていたり、するのは分かるけど、その会社で働いている人たちは大してそこには共感しておらず、与えられた目標を淡々とこなしていたり、もっと言うと”何か社長がよくわからない事言ってるんですよねー”なんて言ってて、正直社員みんな向いている方向が逆だったり。シンガポールに渡った際、人材エージェントの某R社に行った時に”江副さんの言葉、僕大好きなんですよ!素敵ですよね!”と担当者に言ったら、”どう言う事ですか?私は現地採用でただ働いているだけなので”みたいな反応が返ってきて、日本のR社とは全然違うなーと感じたのを思い出した。

社員全員が全員、マンセー!みたいに全てに共感するのも気持ち悪い。宗教みたい。でも、そういう会社の社員は”Googleっぽいね”とか”Appleっぽいね”と言われる事がある。会社のコアバリューにそって社員が行動しているからこそかと思う。今までの大企業勤務3社ではあまりコアバリューは恥ずかしながら全く意識していなかった、でもその行動の積み重ねが会社の文化とすると、採用されている時点でそれぞれに共感していて、行動できると思われていたのかもしれない。カルチャーフィットってやつ。

前職で経験したのは、アジア本社と日本オフィスでは全然雰囲気が違った事。オープンでフラットな会社だったけど、アジア本社はアジア全体のバックオフィス側とビジネス側があって、特に自分が所属していたビジネス側は売上の成長もそうだけどバリューをアジアに届ける感が強かった。個人的にはオープンでフラットな文化っぽく、オフィスも人もワークスタイルもカジュアルで好きだった。(あいにくUS本社に行く機会はなかったから本社との違いは分からないけど)日本オフィスは、バックオフィスはシンガポールが中心なので大きくなく、日本のビジネス側とサポート側が組織の大部分だったと思う。マネージャー以上は元IBMな人ばかりだったなー。オープンでフラットな会社としてはあまり感じられず、その辺の日系企業と変わらなかったと思う。出張で日本のオフィスに行った時は”日本に戻ってきてもここでは働くのはちょっと厳しいかな…”と正直思っていた(苦笑)

サッカーで監督が新任すると、昔率いていた選手を引っ張ってチームづくりをしたりする。一番監督が考えている事を理解していて、ピッチで体現してくれるし、結果も期待できるからそりゃそうだ。同じように外資系ITで一昔前だとIBMとかオラクルの人間が色んな所に散らばっていって、その人間が昔のチームメイトを引っ張って集団で転職をするなんて事を聞いた。前職の日本オフィスもそんな感じかな?会社のミッション、ビジョン、コアバリュー云々以上に、彼らのマインドセットとワークスタイルで仕事が行われながら、ローカライズしていく。以前とあるUSの会社の日本法人で、TIJ(This is Japan)という言葉でUS本社やアジア本社からのリクエストを日本のマーケットの特性を理由付けにしてどんどん追い払い独自にローカライズした結果、失敗したって話も聞いた。そういうのは避けたい。。。

故に採用って本当に大事だなって思う。共感してくれるのは勿論だけど、コアバリューにしっかり則って行動してくれそうな人を採用する=その小さな行動の積み重ねで一緒に文化を創っていってくれそうな人を採用する…難しい。英語が話せるとかXXの実績がすごいとか採用の要件を満たす人を探すのも難しいだろうけど、それ以上に難しいんじゃないかな。だからこそリファラルで会社の人の信頼のおける仲間を採用していくのも一手、、、ここで必要なのは出身企業を偏らせずにバラエティある方が面白いんじゃないかっていう事とその方が色んな考えや知識をベースに面白いものが生まれるんじゃないかなっていう事。ダイバーシティーこそイノベーションを生むんじゃないかな?と言うのが今の所の仮説。

自分が組織をつくる事を意識してるんだろうか、最近こんな事を考えている。。

げーしー
  • 2013年から始まった人生ログ。
    自分の振り返りを目的として色々とメモしています。

BusinessTokyo

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