サンセバスチャンでの食い倒れな日々
仕事のことは全て空っぽにして1週間サンセバスチャンでもう本当に怠惰な日々を過ごした。10時まで爆睡して軽く朝メシ、ちょっと散歩とか釣り、14時くらいから昼メシ、シエスタして20時から食べ歩いて、1時くらいに爆睡、現地の人たちと同じライフサイクルに加えてがっつり食べて…いやもう太った。。。
実際はサンセバスチャンから4キロ離れたパサイアというバスク色強い港町のAirbnbの宿だったんだけど、正解だった感じ。サンセバスチャンは観光色が強く日中まであそこにはいたくなくって、ローカル楽しみたかったので丁度良かった。
サンセバスチャンはスペイン北部のバスク地方の小さな街で、ビルバオからバスで1時間半程度の場所。最近までは日本人にはそこまで馴染みのなかった場所らしいけど、お酒とピンチョスと呼ばれる軽くお酒と一緒に食べるようなappetizerを色んなBARを巡りながら味わう場所で有名になっちゃった場所。そもそも他の地域に行くとドリンク頼むと一緒にタダでピンチョス選べるから、スペインの友人に言うとみんな違和感アリアリな感じだけど、2ー3ユーロくらいのピンチョスを街をあげてメニューをシェアしながら取り組んでいる感じ。ミシュラン掲載のお店もゴロゴロある。
行く前に日本でスペインバルのお店をしている方に行った方がいいよリストを頂いて、そのオススメを胃と時間の限り回ってみた。のリストがこちら。
①Goiz Argi: エビの串焼きが絶品。上に乗っているニンニクとオニオン?のタレがめちゃうま。
シシトウは揚げたてに岩塩、シンプルだけど美味しい。
アンチョビのタレはエビと一緒。アンチョビの間にまたツナが挟まれてうまい。
②Izkina: Ajoarriero タラのソース?海の香りが強い、パンと合わせるとうまい。
ホタテのクリーム+ポテト?貝柱が沢山入ってる。単品だとしょっぱいけど、パンと合わせるとうまいけど、頼まなくて良かったかも。
生ハムとうずらサイズの卵がのったシンプルなパン、たまごをのっけるのがこの店のユニーク?
ハムとマヨネーズとトマトをミックスしたのをパンにのっけたやつ。
③Serva: シードルが有名っぽい。カマンベールチーズとナス・じゃがいもスライス・パプリカ敷いてるやつ、あっさりめ。
アンチョビ・ブルーチーズ・生ハムもコンビ。ブルーチーズの香り強め。でもたまらない。
生ハム・オニオン・パテを分厚くしいたやつ。パテがめちゃうまい。
④Sports Bar: フォアグラが美味、オリーブオイルな味付けがパンとマッチ。
ホタルイカのクリーム包みはパンとマッチ、なんのクリームソースなんだろ。
サーロインはまあまあ、むしろ唐辛子揚げとポテトがうまい。
⑤Borrdaberri: チーズリゾットが有名と聞いたけど、リゾットというか米状のパスタ。パンにつけてもうまし。
牛頰肉のケバブ。りんごのペースト状の甘いソースがまた味を絶妙にする。
ピッカーニャは頰肉のロースト?岩塩だけでイケる。
⑥La Vina: チーズケーキがやばうま。トロッとした半熟チーズケーキ一切れと形整ったチーズケーキ一切れで出てくる。テイクアウトもあり。
⑦La Espiga: アンチョビとサーモンのマリネはフツー、というか味に慣れたのかも。
シシトウの酢漬けはアンチョビが発酵のレベルで漬けられてる、お酒に合わせる感じ。Antxoaはないと言われたので断念。
⑧San Marcial: Hamon cocido、ハムのスライス盛りにオリーブオイルがかかったやつ。パンと一緒に食う。
Mix saladも岩塩とオリーブオイルのシンプル味付けだけど美味しい。
個人的には④Sports Barのフォアグラ、⑤Borrsaberriのリゾット、⑥La Vinaのチーズケーキ、⑧San Marcialのハムは絶品だった。何回食っても良い感じ。あとは旧市街は観光客向けで、セントラルは現地の人向けっぽい(少しハイソな感じ)。個人的には⑦⑧のセントラルでゆっくり食べるのが良かった。
滞在してたパサイアにもミシュラン掲載のお店がいくつかあったのでレストラン店舗行ったけど、こっちも大当り。シーフードのスープ、イカのフライ、アンコウ焼き、などなど。ニンニク、レモン、オリーブオイル、岩塩のシンプル味付けがまた良いのなんのって。
ゆっくりするにはこれとない絶好スポットだったので、また行こうと思う。沖に出ると色々デカイの釣れそうだし、ビルバオ行ってないし、そもそも行けてないバーが沢山あるし。
自分がもし酒強かったらもっともっと楽しめそうな場所だった(笑)