再度スタートライン:世界行脚へ
日本の会社は12月末や3月末で年度が終わる会社が多いけど、今の会社は1月で終わり、2月から新しい年度になる。なので予算も含めたプランニングが丁度ピークに差し掛かっている。自分もあれこれ色々とグローバルにお願いをまとめている所だけど、この1年は色んな所に飛んでいきそうな気がする、というかそういう計画でいる。1発目はシンガポール。メルボルンのAPACはまだまだオーストラリアを中心にして成長しているけど、市場は待ったなしなので一緒に拡げていく方向になった。
この年末年始あたりからSilicon Valleyっていうスタートアップの奮闘記かつ爆笑なドラマを見ているんだけど、Fooliという大企業があの手この手でちょっかいを出しまくる状況がよくストーリーにある。この状況、今の自分たちの状況と似ているなぁと思いながら、目の前の事だけではなく、Less Resource, Higher Productivityで優先順位の高いものから順にやっていかないと2ー3年後に痛い目にあうだろうなぁというのが想像できる。こういう大きな意思決定も、Justification=なぜそれが”今”必要なのか?をしっかりと理解してもらえると、ちゃんとみんな応援してくれるのがこの会社のすごい所だなと思う。で、そんな中入社した時に印象に残っている言葉をふと思い出した。
”判断なんて仰ぐな、自分で判断しろ、スマートだからここにいるんだろ?”
そんなこんなで幸いチームも土台が出来始めて、今は組織を跨いで複数のプロジェクトをリードする事が多くなってきたと同時に、どうリードするかを考える事が多くなってきた。ここ1ヶ月やってるBetterupっていうオンラインのコーチングの中でも、結果に対する冷静さ、チームの勇気づけ、個人の向上心みたいなのはかなりポジティブだけど、他人を褒める、他人が信じてくれる、他人が納得してくれる、などはネガティブな評価だった。やばい、このままだと自分はFooliの社長みたいになってしまう。。。と思って、インドの先生に色々とアクションアイテムをもらったり、アドバイスをしてもらっている。
他人が納得するの項目の中で最近会社のトップの1人から教えてもらった交渉の仕方がある。相手の意見を拒否したい時に、ストレートに否定をしたり、一度褒めてから否定し始めたり、ではなく褒めた後に条件を加えていって相手にノーを言わせる方法を教えてもらった。なのでめちゃくちゃノーと言いたい所を”それめっちゃ良いねぇ!AとBまで加えたらパーフェクトだから、もしできたらイエスだし、積極的にプロジェクトに参加するよ!(但し相手はAとBはできないのを自分は知っている)”という形で合意をとると、相手をリスペクトしながらも相手から降参をするという方法らしい。Salesforceから来たトップだけど、いろんな交渉でそうやって経験してきたんだろうなぁというのと、早速活用できそうな感じがしている。
新しい年度が始まり1発目はシンガポール、その後はサンディエゴ、サンフランシスコ、そしてまたサンフランシスコからの、今の所シンガポール、ロサンゼルス、ダブリン、フランクフルト。ってもうよく分からない(笑)あっという間にGWになり、あっという間にお盆になりそうな半年だ。夏までには一度インターネットの届かない島で、釣りしながらぼーっとしたいなぁ(笑)