組織をつくっていく上での色んな振り返り
こないだ一呼吸がてら大手町のパレスホテルでゆっくりした時の皇居の写り具合が綺麗だったので。
この2ヶ月、ストラテジープランニングしたり、データ分析したり、採用を進めたり、営業をしたり、オペレーションをつくったり、コンテンツづくりを進めたり、プロダクトの改善を掛け合ったり、旅行代理店をしたり(汗)、とにかくオフライン・オンラインを走り続けてた2ヶ月だったと思う。表現が合ってるかはさておき、生簀の中の養殖魚というよりかは大海で必死に泳ぐ魚という感じかな… 3ヶ月目以降に向けていくつか振り返りしたく、メモがてら。
○アンラーニングが基本
もともと前職でのGTMの経験は自分が採用された1つの理由でもあり期待でもあると理解していて、なので”in my previous company”って言ってアレコレ議論の時に話すようにしてるんだけど、過去のGTMの経験に固執しすぎてしまった事が1度あったので。採用の方針について自分のボス(VP)と話していたら噛み合わなくて、時間がなくて会議が終わった後も”何であんなに噛み合わなかったんだろう?”と色々と頭巡らせしまい、週末歯磨いている時に”確かにそういう事か…”と3日経過してようやく腹落ちして、ボスとの次の会議で”Aligned!!”とサクッと方針が決まったという話。確かに前職の経験は成功体験も色々あったので、ついその経験が参考になるし今の組織に貢献できる事もあるけれど、”歴史や文化も違えば、プロダクトも違う中で本当にみんなの参考になるのか?いったんゼロで考えると…”を自問しながら考えるきっかけになった。
○“Culture eats strategy for breakfast”
ドラッカー大先生のお言葉ではありますが… 採用を進めるにあたって、色々とこの言葉を反芻させる機会が何度かあったので。自分は組織をつくる際には人と文化を最優先にしたいなと思っていて、特に人については、アンラーニングできる人が自分の中での大方針。いくら経験や実績がある人だとしても、自分の上記の時みたいに人間も成功体験に囚われたり、もしくは単なる過去の経験に囚われたり… 中々人間も変われないので。それ以上にステイクホルダーからのフィードバックを素直に受け止め、改善しながら成長していく人の方がずっとずっと魅力的という自分の考えなんだと思う。(そういう人は自分でサイクルを回せるので、パフォーマンスも自ずとついてくる)こないだ外資スタートアップのカントリーマネージャーの先輩と話していた際は、”バランス感”とも言っていた。アンラーニングできる人はきっと地に足をついて階段を登れる=周囲と良好な関係を築きながら着実に成長していくって事なんだと思う。
○改めてストレングスファインダーを振り返る
分析思考、回復思考、社交性、未来志向、着想がトップ5つという、何だか少し明るい研究者臭がしなくもないんだけど… 自分は少し癖が強いんじゃないかなというのが分かる。何かの直後だろうと時間経過後だろうと振り返って問題は何なのかやどう解決するのかについて、あーでもないこーでもないと考える癖があるので(回復思考?)、GTMにおいては分析思考、社交性、未来志向、着想とも密接に関わっているんだろうなと思う。にしても癖が強い(笑)採用を通じて人と人とで繋がる時に、ストレングスファインダーはお互いの理解の促進に役立つし、組織としてどうバランスを取ったら良いか頭の中でマップするのに役立つなーと改めて。
○一番努力して成長しなければならないのは自分
色々と書いてみて、メンバーに役割毎での目標達成と自己成長・自己実現に向けてガイドしたいしできると期待しているけど、自分が一番でこぼこ人間なので… マーケットの責任者である以上は、自分が一番 ”正しく” 努力して “正しく” 成長しないと、でこぼこのまんまだし、でこぼこ状態だと心で繋がりづらいし、誰もついてきたいと思わなくなるし、よって組織も破綻してしまうだろうなと思う。ワーストシナリオを描く癖があるので、想像してみたけど、そうならないようにベストオブベストなチームをつくってまずは日本マーケットを成功させる覚悟をもって毎日前進しないと… という自戒。
まだまだ2ヶ月だけど、本当に色んな経験をしてきて、まだまだこれから素敵な出会いや人生の経験ができると思うと、ワクワク、ドキドキ、でも実際は現場でたまーにヒヤヒヤすると思う。