シンガポール生活その17:会社組織の振り返りな日

もうインドネシアから来るヘイズが酷くて酷くて。ヘイズアプリでリアルタイムチェックしています。
金曜日はおそろしやPSIが200オーバーまで数値が上がり(100以上だと体に良くない)まちが最近煙たいんです。
NAVERを参照:http://matome.naver.jp/odai/2137197810341934301

社会人としてはまだ延べ4年9ヶ月+1年4ヶ月、合わせて6年2ヶ月と大学+大学院の6年を超えてしまい、
”色んな経験してるなー”と思いつつ、2社で学んだ会社組織での違いを整理したいと思います。

※優劣をつけるわけじゃなくて、こんなに違う環境を経験できてるんだ、って事を整理したく。

【1社目】
・大企業の東北支社
・20人程度の営業組織

【2社目】
・大企業のシンガポール現地法人
・100人程度の組織

【①リソースの違い】
・前職だと人もモノもお金も潤沢で(笑)支社のリソースは大して無くても、アサインお願いしたら東京からヘルプも入るし、日々の業務に必要なシステムも完備しているし、無駄にたくさん出張してお金使ってたし、あれは贅沢な環境だったと思う。
・今は少ない人の中でどうにか人をアサインしなきゃだし(というか思いきり主張して)、日々の業務にシステムらしいシステムはないので自分である程度やりくりしなきゃいけないし、財布がシンガポール完結なので利益を考慮して動かなきゃだし、少ないリソースの中でなんとかかんとかやってる感が強いです。中小企業ってこんな感じなのか、と。

【②普段見える組織の違い】
・前職だとあくまで本部管轄の1組織が東北にある限りで、見渡しても東京の本部とその隣の本部くらいで、会社全体を見渡すのが難しかったと思います。1統括(本部)の規模がもはや今の会社の規模を超えていたし、そりゃあ大きな組織だったなーと感じます。東京で意思決定されて知らぬ間に東北に落ちてくるってことがあったのは確かです。
・今は見渡すと全部見えます(笑)100名程度で会社が成り立っているので。なので会社としてどういう事を考えているか、どうやって進めていくか、どういう結果を期待しているか、会社が動いているのが見えるんですよね。これは面白いです。確かに東京本社の意思決定が落ちてくる事もありますが、あくまでグローバル全体の本当に上の意思決定のみでほぼシンガポールで意思決定しているから、ほぼすべてが会社の中で見えます。

【③コミュニケーションの違い】
・これはロケーション上そうなるんだけど、前職は東北内、本部内、東京の本部、あとはプロジェクトに応じて幾つかお隣の部署という感じ。どうしても東北支社なので東北内でのコミュニケーションが多かったかなと思います。
・今は東北をASEANに置き換えるといいだけかなと。シンガポール内(会社内)、ASEAN内、東京本社、あとはプロジェクトに応じて世界各国、、、自分の場合はASEAN域外だと今はロンドン・ブリュッセル・パリ・台北・香港・シリコンバレー、、、あたりがコミュニケーション多いですが、もはや国境をそこまで意識する事なく、”秋田と山形は歴史も違えば文化も違えば、色々違うよねー”感覚で仕事しています。

【※サバイバル環境の違い】
・もしかすると支社と現地法人の違い(勘定をどこで行うか)、若しくは日本とシンガポールの違い(パフォーマンス評価)、なのかわからないけども、少なくとも前職の場合は”他の部署へ異動させる”だった所が”クビにする”に変わるのが今の環境かなと思います。前職の組織は優しいです(笑)大してパフォーマンス出さなくても、組織が大きい分受け皿が沢山あるし、システムが確立しているので単純労働も沢山あるし、ダメな人はそこに集めれば綺麗サッパリできちゃうわけです。今の環境は全員が全員を見渡せるので、パフォーマンス悪いとすぐ見えちゃうし、飛ばす先もないし、ダメだったら直ぐにクビ切れちゃうし、緊張感はちょっぴり違うなーと感じます。

言語化すると違うなー。”Why aren’t you influencing for your business mind and knowledge you learned in your previous job?(前の会社で学んだビジネスマインドやナレッジをなぜ今の会社でみんなにInfluenceしていないんだ、それを期待して採用されたんじゃないの?)”って近所に住んでるUKの広告会社で働いている友人に言われてハッとしてしまって。すごい核心をつかれたような気がして、こんな感じで周りからコツコツ整理を始めています。

げーしー
  • 2013年から始まった人生ログ。
    自分の振り返りを目的として色々とメモしています。

Singapore

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