シンガポール生活その19:外資の企業を受けてみて
これらはこないだキックオフと称して遊びに行ったセントーサで撮ったイルミネーションとStandard Chartered Marathonの写真です。
自分の市場価値は現時点でどのくらいなんだろう?と思い、色々準備してみたり調べてみたりしました。
どうやってプロセスを踏むんだろう?と思う人もいると思うので、備忘録がてら。
【企業へのアプローチ】
・Linkedin経由
こっちのビジネスマンはしっかりとLinkedinのアカウントを持ち、自分の履歴書を定期的に更新しています。
そして人材会社や企業の人事の方も同様にアカウントを持っているので、常に人材マーケットの中で自分を裸にしている感じ。
どこかの企業で空きポジションが出来たり、新しいポジションが出来たりすると、彼らは一気にLinkedin上で探し始めて、メッセージを沢山送ってきます(笑)
空いたから興味あるならCV送れと。電話番号を公開しておくと電話も色んな国からきます。
今採用をする方法ではメジャーな方法の1つかと思います。
・人材会社経由
JACさんだけ登録してみました。シンガポールには日系の人材会社が山ほどありますが、マーケットでNo.1なので間違い無いかと思い登録しました。
基本的には日系企業の人材会社は日系企業を中心に扱っているので、日本人向けの外資系の求人は結構稀です。その企業がよっぽど見つからなくって、お願いするケースとかそれ限りかと思います。
なのでどちらかと言うと、シンガポールで初めて働くケースや、日系から日系に転職するケースなど、が主なターゲットだと思います。
Robert WalterzやHaizなど外資系に登録するときっとまた違う求人になるんですが、まだ登録はしてないです。
・Glassdoor
企業口コミもついた求人サイトで、サーフィンしてるだけでも結構面白いです。この企業はこんな社風なんだーとか生身の情報を拾うことができるので便利です。
意外とLinkedinや人材会社でも見つからないような求人がたまにあるので、チェックすると結構面白いのもあったりとか。これもLinkedin同様に外資系向けです。
・直接応募
結構これも多いです。特に人材会社とか使わなくても人が集まる会社とか。自分たちの採用ページに登録して、あとは待っててねー的な。
・社員紹介
これもたまに見かけたり声かけられたりします。紹介だと有能な社員の友人だからまた彼も有能かもっていう論理なのでしょうか。
※ビズリーチ
日本マーケット向けです。一応ハイクラスと謳っているけど、ハイクラスなものもあればフツーのも散見されて、あまり高級感はないです(笑)
色々メッセージは受信するんですが、ヘッドハンターと企業人事が結構いる感じがします。
日本ではこんな求人が今需要あるんだーってのを理解するのに登録してみました。
【CV(履歴書)の準備】
日本のように履歴書と職務経歴書両方必要なわけではなく、履歴書を2枚くらいでシンプルに書くのが基本。あとは日本と書き方は一緒かと思います。
もちろん自分の経歴を英語化するのはしんどいんですが、パンチの効く表現・語彙をしっかりと入れるように心がけたかと思います。
あとは良いのかどうかわからないので、人材会社の人にチェックしてもらったり、シンガポールの友人にチェックしてもらったり、
中身の枠組み(構成)は問題ないのですが、その細かい表現・語彙のところは厳しくチェックしてもらいました。
CVを書くと過去の振り返りにすごい有効的です。自分の良かった点や悪かった点が棚卸できるので、
転職するつもりがなくても常にアップデートを心がけるか、アップデートをできるように実績をつくる心がけが大事です。
【求人のチェック】
日本の求人票と一緒でJob Description、Job Scope, Requirementが記載されているドキュメントを貰い、具体的にどんな仕事なのかのチェック。
・肩書きとスコープのギャップチェック(かっちょいい肩書きだけど中身は別に。。。)
・必要な経験(Requirement)のチェック
・ロール(Job Scope)のチェック
とかして、いろいろ調べて良さそうだったら応募する、これは日本でも同じかと思います。
【オファーまでの流れ】
こんな感じかと思います。
1)CVの提出
2)スクリーニング
シンガポールで人事の方との面接か若しくは本社の人事と10分程度の電話面談
3)一次面接:配属先部署のボス
4)二次面接:関連部署のボス
5)本社若しくは関連部署のボス
基本的に3)と4)が決定権を持っているので5)はご挨拶みたいな感じ。
UKやUSの会社だとスクリーニングは時差があるので、夜10時とかに電話で繋いだり、仕事でヘトヘトな中で行うのは結構厳しいかなと。。。5)も同様ですね。
次回はどんな事聞かれるかとか、どんな雰囲気なのか、とかまとめます。