フルの四半期を2回越えての雑感
8月末でフルの四半期を四苦八苦しながらもなんとかフィニッシュした。今回で2回目。
シンガポールはいつも通り暑く、でもたまにヘイズが酷くて外がモクモクしたり、最近はポケモンで人がうじゃうじゃいたり、あとはジカ熱がイースト中心に流行り始めたり、そんな感じ。
写真はマリーナベイサンズの下でピカチュウ獲りな人たち。
いつも四半期最終日はオフィス一階のバーの屋外スペースが貸切状態となり、夕方5時くらいみんなで狂うように、というかまじで狂って飲みまくる(笑)トップ陣から労いの言葉を1人1人軽くもらったり、お互いどうだったかパフォーマンスをシェアしたり、、、と夜8時くらいまではいいけど、その後はみんなベロンベロンになって店閉まっても買い溜めしといて狂うようにチャンポンで飲むわ飲むわ。。。
と言ってもみんな家族がいるので12時くらいには解散。翌日は恒例の会社遅く来ていいよ令が出たので、ゆっくり午後から会社へ。そしたらオフィスはガランとしててみんな休み(笑)
QBR(Quarter Business Review)が関係する所でセールス、マーケティング、ビジネス開発、サードパーティ(マーケティング会社とか)あたりがドドドっと始まって、慌ただしくまた四半期がスタート。
前と前々の四半期を通じてようやく課題が何なのかようやく理解できたので、ざっくりこの四半期は残り四半期2回の中でできること前半戦みたいな位置づけになりそう。
1)言語障壁(コミュニケーションレス)
2)暗黙知の文化(≒東芝の粉飾みたいな)
3)戦略なく戦術と計画優先
この辺が違和感を感じた主な所だけど、これらを改善するとなると時間もかかるけど、不満がいっぱい出てくるだろうなーと同時に大幅な調整が必要になるんだろうなーと思う。
でも腹括ってやらねばとと思って日本とのミーティング手前にまずは今の課題をスライドにしてまとめたら、”ちょっと言葉がダイレクト過ぎる、こういうのは少しずつジワジワやらないと”とボスにアドバイスされて、自分が作成したスライドは完全に不採用になってしまった(笑)前の前の会社でも前の会社でも同様に指摘された事が多々あったし、ちょっと感情がスライドに入りすぎちゃったかも知れないので反省。。。
2)と3)については既にAPACも何を暗黙知としているかが分かったし、戦略というか課題解決と戦略がどう繋がるかが分かったので、日本のテリトリーにズボッと足突っ込まずに少しずつ少しずつ(気持ちはズボッだけど)。。。
1)は自分でもびっくりしたけども、確かにレポートは週や隔週のミーティングとかメールベースのレポートシートでシェアされてるみたいだけど、少し詳細に入ると全然シェアされていないシーンが散見された。なので”日本のXXさんで◯◯な事を計画していて、◯月からあんな事こんな事始めるらしいっすよ。”と行った時の返答が、”え!XXさんから一切聞いてないけど(笑)”、そんなケース。人間なのであまり細かい所に突っ込まれたくないとか、もうちょっと後に言った方が良さそうとか、色々背景あるんだろうけど、自分にはシェアされているって事は少しは言葉の障壁、言葉での心理的距離があるんじゃないかなと思う。という所まではAPACからみた日本あるあるなんだけど、逆にAPACはAPACとしてマーケットはでかいんだからもっと日本に興味を持つというか、言語やカルチャーの相違で簡単に諦めないで欲しいなってのが本音。みんな成長著しいインドや中国、アセアンあたりの新しいマーケットに期待と力が入っていて、たとえ日本がマーケットでかくても置き去り感が強い。
そんなこんなで自分もこれらをあと半年でできると決めたとこまでやる必要があるので、また日本滞在へ着々と準備。もはやジョブロールの2割くらいはスパイ活動なんだろうか(笑)