シンガポール→日本への次のステップについて
5月末に第1四半期も終わり、いつもの通りKPIをきっちりこなし日本へ一時帰国。ゆったりな1週間を過ごしてから東京のオフィスにて仕事をこなしてまたシンガポールへ。最近は7時間の羽田ーシンガポールフライトも慣れてしまい、フライト1時間半前にジャージに着替えてフラッとタクシーに乗って空港に行って、フラッと飛行機に乗って、寝てたり映画見てたりしてたらあっという間に羽田、そんな感覚になってしまった。
ってここ1ヶ月くらい何してたかなと脳みそを思い出してみたけど。。。
日本に帰国しようかなと考えてます。家族と離れて3年も経過して、はじめは泥まみれになりながら仕事を2年して、ここ1年はインターナショナルな環境で仕事をして今後のキャリアとしてありがたく非常に良い経験をさせてもらっていると思うけど、自分の選択で(家族の同意の上といえど)犠牲にしているものもあり日本にいる家族にはだいぶ迷惑をかけているので、そろそろ戻って一緒に住むタイミングなのかなと思い。。。
という話をボスにしてたら今の会社の東京オフィスに転籍して、マーケティングのチームやセールスのチームで働くのも1アイデアじゃないかと提示され、オープンポジションにアプライするのも考えてみたし、実際に社内からも社外からも”うちのチーム来ない?”みたいに個別にお誘い頂いて感謝なのですが、本当にそれが最適な選択かちょっと比較対象が欲しくなる(笑)
1)会社のビジョンや事業に共感できるか
2)将来目標の良いステップになるか
3)今までの経験・知識を活かせるか
4)インターナショナルな環境か(英語必須か、レポート先はアジア本社か本体か、社内公用語は何語か)
5)エキサイティングなロールか
これらが自分としての5軸になるんだけど、自分が見ているセールス・ビジネスデベロップメント・マーケティングあたりで、グーグルやアマゾンなどの大きな組織になると4)がマネージャー職にならないと高い確率で欠けてしまうし東京オフィスに転籍しても欠ける可能性がある、そうなるとまだ日本法人開設して間もない成長軌道に乗せる必要のある所でバランス良く揃っているような会社、それが次の会社なんじゃないかなと思った。例えば、サンフランシスコに本社があり、アジアにおいて成長中で、日本にも成長を見込んでシンガポール・中国・インドの次に立ち上げる、そんなイメージ。もう昔のグーグルの様に、アジア1拠点目が日本オフィスの様な選択肢は、世界での日本の優先順位の低下上ほぼ考えられないのかなと思うので、シンガポールがレポート先のケースが多いのかな。
毎週月曜日にIT外資で働いている友人らとフットサルをしてるんだけど、その中の韓国人とフランス人がサンフランシスコの元ユニコーン企業のアジア本社で働いていて、これから東京に戻るんだったらオフィス立ち上げるけどどうよ?なんて会話を今週した。IPOもしたらしく、具体的な金額は聞かなかったけど、なんだか金銭的にもハッピーそうな話をしていた。そこの会社をアプライする事やインセンティブもさておき、まずは試金石としてシンガポールに拠点を置く流れは変わりそうにないので、またシンガポールに戻流ような事になった際の人材イメージとして理解するのに役立った。(因みにこのフットサルは体格のいいUK・ドイツ・フランス組が大半なのでフィジカルでガチボコ辛いです笑)
と思って、1社サンフランシスコ本社の日本法人のセールスマーケにアプライしてみたんだけど、英語での面接とか、履歴書とか、アプライ時の追加質問とかは問題なかったけど、サンフランシスコ本社の人事から興味深い質問を貰った。
”日本法人を急速に立ち上げるためにあなたができる事は?(シンガポールにいるけど日本でも売上貢献できる信ぴょう性は?どれだけ使える日本の顧客知り合いいるの?)”
Good question!と思いつつ、自分なりの戦略をシンプルに伝えてObjection Handlingをしたけれど、どう評価したのかどうか。。。というより、これからアプライしたら毎度聞かれるんだなと思い、良い勉強になった。そりゃそうだよなぁ、あとは会社のサイズがまだ小さく権限がアジアに移譲されていないので、最終面接はサンフランシスコだよと。遠いなしかし。。。
このへなちょこメンタリティ、まさに宇宙兄弟の南波六太状態(笑)
ITの世界ではアジャイル開発といって、設計書通りに開発し、テストを行い、本番環境を立ててはじめて必要・不要な所を改修するのではなく、設計してテストを行って、必要・不要な所を改修して磨きをかけるのを繰り返して本番環境へ移る開発手法があるんだけど、多分人生もそんな感じなのかなと思う。失敗したり一歩進んで分かる事も沢山あるので、また失敗して改善して、そしたら全然違う形で次の会社も見つけられるかもしれないし、いずれにせよ納得した形でまた進めれるよう(精神的には結構応えるけど汗)沢山失敗していこうと思う。
さてさて、一旦これからのキャリアの事は全て忘れて、これからラマダン明けの祝日を使ってベトナムのハノイに遊びに行ってきます。