東京を整理して、いざサンフランシスコへ

シンガポールにサヨナラをして東京へ引っ越したものの、日中は部屋を片付けつつ1つ1つ手続きを進めて、夜は毎日お別れパーティーがあって深夜帰宅、っていう積極的ニート期間を1週間あっという間に過ごしてしまった。写真はこの1週間内で行ったお店で一番だった大手町にあるアマンホテルのバー。凄い眺めも雰囲気も良かった。東京はとんでもなく便利な都市、そしてご飯が安くて旨く、サービスレベルピカイチ!そんな観光客気分な1週間。日中は毎日家の周りで良さそうなお店を見つけては食べ、見つけては食べ、、、少し太っちゃったかなと思う。早く運動を再開しなきゃ(汗)

そして今から一発目の出張でサンフランシスコへ。実はアメリカに行くこと自体が人生で初めてで、よく分かっていない(汗)今回の出張まで、サンフランシスコは島だと思ってたし、サンフランシスコ=シリコンバレーだと思ってたし、ITの世界にいるのにだいぶ重症だと思う。今回は同時期に入社した社員が世界中から集まるんだけど、いかんせんオフィスがロンドン、ダブリン、ニューヨーク、バンクーバー、サンフランシスコ、やっと近くてメルボルン、、、って基本はネイティブ英語圏なので、英語で少しこの期間苦労しそうな気がする。レポートラインは基本はメルボルンの上司になるけど、サンフランシスコとも密に連携しそうな雰囲気で(色んな日本全体でのアクションについて)、今回サンフランシスコ行った時から議論を始めようと思っている。というか日本マーケットをどの程度理解している人たちなのか、少し試したいし意見交換したい。そして同僚においてはスタートアップで早期から、しかもイケイケな所を見極めてジョインしている彼ら、バックグラウンドも含めてどの辺がすごいやつらなのかしっかり見てみたいと思う。

日本のマーケットはユニークで、常にパートナーと呼ばれるアウトソース先がいる。マーケティングなら広告会社、システムならシステムインテグレータ、人事ならHR会社など。責任の所在を外部もしくは明確にするというのもあるだろうけど、一番は”みんなで頑張って成長していこう”グループ的な考えと、企業の人材をスペシャリストというよりジェネラリストを育て上げる考えが影響していると思う。ブラックボックスだったり、フィーが高かったり、人が育たなかったり、スピードが遅かったり、色んな障壁もあって近年は内製の方向にありつつあると思うけど、大半の会社はまだまだまだまだなんじゃないかな。この考え方を見誤ってうまくチャネル・パートナーをつくれずに日本撤退をせざるをえなかったIT外資系は結構あると思う。そしてこのユニークな点に自分自身かなり頭を痛めるんじゃないかなと今から想像できる。それ以外にもグローバライズとローカライズ、その意思決定と実行の社内スピード、この辺は苦労しそうかな(前職でこの辺は経験したので、少しは生きてくると思う)。

今回ジョインするにあたって、いろんな人が声をかけてくれたり(IPOしたらお金ジャブジャブじゃーんとか苦笑)、おめでとうや凄いねと言って貰えたり、ご飯行こうぜと言って貰えたり、少なからず承認欲求じゃないけど嬉しかった所があった。でもでも、何かが違うし、これは一瞬の喜びな限り。まだスタートラインに立ったばかりだし、ここで1日1日、サッカーで出場したストライカーなら出場時間内でゴールを決めるのと同じように少しずつ結果を出さなきゃ、変な話その繰り返し。いつも入社3ヶ月間はかなり苦しむけども、今回は今まで以上に苦しめられると思う。まあでも、苦しみに苦しむくらいじゃないと仕事じゃないのかな。

最近感じる事がある。将来の先が全く見えない。40代には秋田に帰って有機人参つくって商売したいなーとは思うけど、それまでの道筋が全く見えない。世の中が早すぎて、計画しても計画が崩壊してしまう。別の解釈をすると、それだけ世界の変化の激しい先端にいるとも言えるけど、どのように自分自身も変化して、どのように40代の目標に辿り着くんだろう。自分でそういう生き方を選択したとは言え、キャリアパスがある程度見えるジョブの友人らを見ると、これはこれで凄い安心できるし幸せだろうなあと思う。成功すれば賞賛され、失敗すれば地獄に落とされ、こういう生き方いつまで体もつかなあ(苦笑)

サンフランシスコではきっと目標を聞かれると思う。
“What do you want to be here in XXX? Or what do you want to achieve?”
すかさずこう答えると思う。
“I want to be a top performance in Business Growth because it’s super simple and easy message to understand my performance to all of you guys.”
まだまだこのノックアウト形式の世界で勝負していく覚悟はできている。99%の不安と1%の自信、この1%を失った時、
自分はその世界をリタイアするタイミングだと思う。

20分でパッキングしてこれから羽田へ。着いたら向こうはお昼なので、飛行機でなんとか眠れますように。。。昨日朝4時まで飲んでいた疲れまで、何とかフライトでとりたい。。。

げーしー
  • 2013年から始まった人生ログ。
    自分の振り返りを目的として色々とメモしています。

BusinessTokyo

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