はじめてのサンフランシスコ、はじめての本社

もう全然規模がスタートアップではないけれど(笑)
本社に呼ばれてサンフランシスコへ。他の同僚が感じない所で、自分は色々と感じるサンフランシスコ滞在だった。天気は毎日晴れ、雲一つなし、気温も15度前後で快適、なななんていい所なんだ!

APAC圏は今の所オーストラリアを除いて日本にしかオフィスがなく、一緒にトレーニングを受けたメンバーはバンクーバーとニューヨークから数名来た以外はみんなサンフランシスコ勤務。ソフトウェア業界を渡り歩いているGoogle、SalesForce、Twitter、Dropbox、Box、LinkedIn、Facebookなどなど、だいたい出身企業は想像できていたけど、それ以外にもBART(鉄道)、アクセンチュア、ブリティッシュコロンビア大学、あとはスタートアップを渡り歩いている人も結構いた。こんなバラバラなんだ!と正直ビックリ。セッションのはじめはいつも自己紹介からだけど、いつもどこの企業を渡り歩いてきたか聞かれた。みんなの質問も考え方もバラバラで、常識や前提がなく面白かった。

毎日30分刻みでバコバコ予定をブロックされ、ほぼ日中はトレーニングも含めてミーティング詰めだった。変化が早すぎて理由の半分はプログラムができあがっていないのもあったと思う(笑)サンフランシスコ組はそれぞれの部署でもミーティングをやってたけど、自分の場合は日本に関わってる人それぞれで顔合わせがあり、PRマーケ、プロダクトマーケ、米国外プロジェクト横串、セールス、人事、プラットフォーム、翻訳などここぞとばかりに色んな人と会うことができた。

百聞は一見に如かず、だと感じる事があった。まず、会社として日本は大事なマーケットだけどアンテナをえらいはってるわけじゃなく、上層部と日本に関わっている人たちだけがアンテナをはって熱を入れて立ち上げている感じがした。つまりは温度差が激しい。たぶん本国担当からすると結構どうでもいいんだと思う。なので早く立ち上げて日本のマーケットを世界2位まで押し上げて、「小さい国だけどナメちゃあいかんよ」とプレゼンスを上げていきたいと思う。

レポートラインはメルボルン、ファシリティ関連もメルボルン、マーケや日本関連プロジェクトは本社、同じロールのチームメイトは本社・ダブリン・バンクーバー、リージョンのチームメイトはメルボルン、もはや部署という概念は無く、必要に応じて人を巻き込み、お金を獲り、エグゼキュートする、完全自走型。そんな感じだと思う。なのでマイクロソフトやオラクルなどからなんで転職がほぼ無いかというと、そこなんじゃないかと失礼ながら人事が言っていた。そのタイミングでようやく何で自分がここにいる事ができるのか、面接時じゃ全く分からなかったけど、少し理解できた気がする。

個人的に良いなーという言葉に2回出会った。
・判断なんて仰ぐな、自分で判断しろ、スマートだからここにいるんだろ?
・最小限のリスクテイクなんて得られるものも最小、だったら最大限のリスクをとってでも最大の価値を狙っていけ
なんだかベンチャーだなーと(笑)意思決定なんぞボスにお許し貰うんだったら、自分で決めてサッサと動けと。すげぇ、やりたい放題やれるなんて素晴らしい!という事で、早速ボスに「人事が5週間で自分を立ち上げろ言ってるけど、それじゃ遅すぎるから3週間で立ち上げるね、たぶん人事のプログラム無視して怒られるかもだけどゴメン、必要な時は全部聞くけどよろしくー」とメッセージ。失敗した時は全部自分に跳ね返ってくるけど、それでも自分で自由に決めれて楽しいぞ!というのが今の印象。

ようやくスタートラインに立った。これから自分を一気に立ち上げるのに四苦八苦しそうだけど、この経験をする事で次スタートアップの立ち上げもできるようになる貴重な機会になるので、失敗と改善を繰り返しながら立ち上げて行こうと思う。GoogleやMicrosoftのような巨人らとのガチンコ勝負が今から楽しみ。

げーしー
  • 2013年から始まった人生ログ。
    自分の振り返りを目的として色々とメモしています。

BusinessTokyo

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