日本生活を満喫中ながら考えている事
早くもGWを終えて2週間も過ぎてしまった。東京は春っぽかったのに、だいぶ気温も上がり始めて、夏に移りつつある感じ。リクルートスーツの学生が”内定”って言葉を発していたり、中学生っぽい修学旅行生がいたり、新人研修中っぽい社会人がグループで歩いてたり。今の時期の東京は20から28度くらいでテラス日和!GWの後半は仕事しちゃってたので、そこから3週間また前回備忘録を書いてから時間が経過した事になる。まじであっという間…GW明けてからはイベントでスピーカーしたり、顧客オフィスでトレーニングしたり、少しパブリックになる機会も出てきた。ロールの幅が拡がると、普段気づかない事も気づく事が出来たりするので、それぞれ準備はしんどいけど、凄くやりがいがある。
最近気になった事。これからスケールする上で、人がすごい重要になってくるけど、採用の時に語学・実績・経験・考え方・将来・性格、などもろもろ評価軸がある中で、英語が話せる人が少ないのと、話せるの定義が“読み書きはだいたいできる”とか“聞けるけど話せない”とか曖昧な事が日本は多い気がする。特に10人や30人規模の時は本社と直接交渉する必要も沢山あるのでマストだと思うんだけど、逆にバーを下げないとそもそも採用できないジレンマもあるので、でも逆に流暢だけど全然仕事がパッとしない事もあるだろうし(話も上手で笑)、スケールする上で採用ってどこに基準を定めるか本当に難しい。非英語圏、特に日本での採用の難しいところだと思う。会社としても非英語圏の人たちが入ってくると、色々と本社側も考慮しなきゃいけない所もあるだろうから、またラテンやアジアなどにオフィスができて非英語圏の国でビジネスが始まると、会社全体ではちょっと変わってくるのかな。
で、これからの事については…タイミングを見ながらまた日本を離れようかなという事。今日本に帰国してきて、家族と会う機会が増えたり、友人と久々に遊んだり、美味しいご飯を食べたり、四季を楽しんだり、すごい楽しいんだけど、日本人が故に後で幾らでも日本な事は経験できるし、あとは家族が元気なうちの方が柔軟になれるだろうし、あとはRight timingとRight expected experienceとRight market次第でまた国外に出ようかなと思う。サンフランシスコ、ダブリン、ロンドン、アムステルダム、メルボルン、はたまたシンガポール、どこかは分からないけど今の会社でのミッションを遂行できたら、考える時期かな。その頃を36歳〜37歳と考えると、あっちゅう間。おそらく自分の様なフロントの仕事だと、日本に仕事があるわけなので、条件を調節しないとなかなか仕事見つからないだろうなあ。。。
今週あった本田圭佑のプロフェッショナルを見ていて、やっぱ彼がすごいのは有言実行とメンタリティだなーと。まだCSKAモスクワにいる頃の初プロフェッショナルの頃からずっと見てるけど、学ぶ事は相変わらず多い。ACミランの10番背負ってうまく結果出せなかったものの、サッカー界での頂点の所から世界を見渡せて、同時に不幸にも限界まで見る事ができたのが、彼のすごい事なんじゃないかなと思う。仕事も一緒で限界を見たくないけど、限界がきそうな不安はこれからもっともっと増えてくるのかな、少なくとも組織の中で働く上でのキャリアの限界みたいなのは、30代後半で見えてしまいそうな気がする。残り50年は生きるんだろうけどなぁー。。。
会社で起こっている事、自分が考えている事、プロフェッショナル見ながら感じた事、それぞれが絡まっていた最近だった。
で、隅田川のほとりでボーと船を見て(意外と暑い)、久しぶりに仕事しない二日間を楽しめた週末だった。