組織の成長と個人の成長の間で…
ふと立ち止まったら7月も終わりにさしかかっていて、前回のモヤモヤについて考えていた頃から早速1ヶ月も経過している事にビックリした。東京は相変わらずの梅雨、なんだけど、あまり天気・気候について気にしている余裕が恥ずかしながら無かったかな。。。
秋田にも一度帰ったけど、インターネットとは無縁の所で美味い空気を吸ったり、波の音を聞いたり、空を見たり、それだけで贅沢な空間だなーと男鹿に行った時に感じた。今の家は都心の都心でたまに落ち着かない時がある。東京で忙殺されている人が、軽井沢とか伊豆とか色んな所に週末別荘を構えたり、近場でキャンプとか釣りとか自然に触れる感覚がなんだか分かってきた。身体のストレスを運動や食事で解消する事もできるけど、自分の場合は子供の頃みたく自然の中に戻るのが一番な気がする。なんというか、あまりにモノに溢れすぎたり便利になりすぎたりしているから、機能ばかりでなく感覚的・情緒的なものに人間は魅力を感じている時代なんじゃないかなと思う。
組織の在り方とか自分のチームリードの仕方については、いろんな人と会話した気がする。来月からチームをリードする形で進んでいるので、少し準備への焦りもあったのかもしれない。たかだか数人をリードするくらいだけど、自分1人がパフォームするよりかは、チームでパフォームした方が勿論大きな結果を得られるので、どうやってまずはこの半年間の結果を最大化できるかがいつも頭の中で巡らせている所。自分がパフォームさせるための習慣や考えをそのままコピーしたらパフォームすると思うけど、人間はやれる事とやれない事もあるし、好きな事と嫌いな事もあるし、人に合わせてチューニングをしていく事は自分の性格も含めて苦労しそう。結果を最大化するのはあくまで1つのミッションで、その他にも会社のカルチャーをどうやってチームに浸透させるか(どうパブリックで言動するべきか)、横と連携しながらどうやって組織全体でパフォームしていくか、新しいメンバーをどうやって早く立ち上げるか、どうやって優秀な人を決まったタイムラインで採用するか…etc みんなで解決しなければならないミッションは多いので、まずはこの半年でやることやらないこと決めからかな。にしても、ジョインして半年でプロモートして、また1年でチームリードになって…組織の成長と共にトントン拍子だけども、自分自身のパフォームは良いとしても自分の心の成長が追いついていなくて、困ったもんだ(苦笑)
リーダーシップや組織開発については自分もヒントが欲しいので、3ヶ月だけグロービスの英語クラスにも通い始めてみた。授業のケースを通じて考えさせれるのもそうだけど、周りも同じ感じで悩んでいる人もそうだし、国籍、働いている国、担当している国、言語、そもそもがバラバラな人が多いので、いろんな立場にいる人たちが受けに来ているので学ぶ事が多い。たぶん学びを吸収する事もそうだけど、3ヶ月後にはヨーロッパMBA熱がまた再燃しそう(笑)やっぱり向こうで勝負したいなって思う。
そんなこんなで再燃した中でダブリンとロンドンへの出張も来月で決まった。UKとドイツに日系企業も偏っていたけど、UKからオランダ・ドイツに流れている中でどこの国を中心にしてどういう立場でどういう役割を担当するのがこの1ー2年後のタイミングでベストか見極めるための事実探しをしたいと思うのもそうだし、普段は1年に1度本社でしか会えないダブリンとロンドンの仲良いチームメイトと会ったり、現地の友人に久しぶりに会ったり、楽しみ。今の所はアイルランド・UKの様な英語圏、ベネルクスあたりの英語でも仕事が成立する国、この辺りを担当しながらEMEA全体の日系企業を担当してバランスとるのが良い気がする。言語やマーケットが変わるだけで、こんなにも勝てる土俵が狭まるのは、悔しいもんだ…まだまだ全然グローバルとは言えないし、まだまだ30代で経験を積んでいく道のりは長そう。