クイックに振り返り、2023年が始まって

写真はこの前出張で行ってきたベルリンにて美味しく食べた醤油ラーメン。Life Berlinといって、麺はデュッセルから調達、後はもろもろ手作りだとスタッフさんが言っていた。びっくりするくらい美味しくて(少々しょっぱめ設定)、今までヨーロッパで食べた醤油ラーメンで一番美味しかった。

本題に戻って、昨年12月以来にまたクイックに振り返ってみたいと思う。

○ベルリンでの滞在(ラーメンはさておき)

Revenue系のみんなでキックオフがてらベルリンに集まる時間があった。冬のドイツは暗いし、寒いし、風強いし(苦笑)なんだけど、一日中会議が続き、色んな人と色んな会話をして、いつも通り濃密な出張だった。今回のタイミングからEMEAのHeadもジョインしたので、今まで色んなラインと会話しなければならなかったり合意形成しなければならなかった事もあったけど、今回からEMEAとのSales関係のプランニングや調整はしやすくなって助かっている。単純ながら、1年の始まりにてモチベーションがグッと上がるタイミング。

○やりたい事と実際にやっている事のアンバランス

自分の優先順位は、採用・組織づくり、レベニューの成長、ローカリゼーションと至ってシンプルなんだけど、組織が徐々に大きくなるにつれて、仕事量が自分のCapabilityのギリギリまできてしまった感覚の強かったここ3ヶ月だったと思う。ソリューションは至ってシンプルでレポートラインを簡素化する、つまりはマネージャーのラインをつくる(ようやく組織っぽくなってきた!)、なので粛々と採用を進めるのみ。。。優先順位は今までと変わらないまでも、今年はラインをつくってよりセールスサイクルと人事サイクルそれぞれの結節点の調整(リソース・予算)に時間を注いでいこうと思う。

○再現性をつくる

色んな再現性があるけれども、大きく2つで、1)採用候補者が実際に入社してからの過去同様の成功の再現性と、2)Sales Enablementの観点でSales誰もが安定したパフォーマンスを出す再現性について、考える時間が多かったと思う。1)については採用プロセスで再現できるかエクササイズを通じて見極める(至って当たり前だけども…)、2)については上記の結節点の調整のもっと手前で、再現モデルを定義する、定義したモデルになるためのプログラムを定義する、そのプログラムを実行する…(これも至って当たり前だけども…)、1人目のEnablementのメンバーと一緒につくっていくのがこれから楽しみ。

○VCとのコラボレーション

前職ではVCとのコラボレーションが無かったため、今回が初めてのコラボレーション。別途アドバイザリーをしているStart-upの2社においてVCとのコラボレーションの話はたまに聞くけれど、今の会社で同じ様に行わせて頂く事に。おそらくどのステージあたりのどのインダストリーの企業に投資しているか(どんなポートフォリオか)、どの辺りの企業がLPとして参画しているか、もっと言うとどんなミッション・ビジョンか、全然違うんじゃないかなという印象。今回から入って頂いたVC2社もまたそれぞれ強みが違うのと同時に、うちのボス(Founder)は本当に意思決定の仕方が堅実というか、”間違えない意思決定”を常にしているな、と思う。VCの皆さんともありがたい事にたくさんコラボレーションを進められていて、協力的な方々ばかりで本当ありがたい限り。

○確度7割でクイックに意思決定する

今のフェーズの中で色々と分析をするけれども、色んなデータが不足していたり、それに伴って時に仮説をつくったり、大企業の成熟した環境ではないため、エクセルで計算する事もしばしば。。。ただスピードが求められるので、確度10割な分析はせず、”ここまでクリアにできたらOK”みたいな所で算出を止めて、クイックに意思決定する機会が多かった。なかなか表現が難しいけれど、確度7割だと大体見誤らないので、どちらかというと意思決定した後に変化がどのように起きたか(結果が変わってきたか)をトラックしながら、軌道修正する方が大事だと思う。

とにかくジェットコースターみたく相変わらず変化の大きい3ヶ月だったけど、また実り多い次の3ヶ月になると思うし、3ヶ月後にやりきった感が出るようにまた長距離走するのみ…!

げーしー
  • 2013年から始まった人生ログ。
    自分の振り返りを目的として色々とメモしています。

BusinessTokyo

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