久しぶりに更新して – 考えている事、あれこれ

あっという間に前回の更新から半年が過ぎてしまった。春は組織のポジティブな成長と変化でワッタワタし、夏は継続的に成長と変化に加えて、家庭でのワンオペの期間が長く続き、精神・体力共に全力なこの半年だった。半年を通じて、今考えている事をワッチャワチャと備忘録がてら書いていこうと思う。

*因みに、トップの写真は8月に出張で行ってきたドレスデンの歴史街中心部を撮影した時。今まで色んなドイツの都市に行ったけど、ここまで静かで綺麗な街は初めてだった。ラーメンは全然ダメだったけど…

⚪︎オーケストレーションする

どこのScale-upも悩んでいる所だと思う。売上の成長、プロダクトの成長、人の成長、組織の成長、オペレーションの成長、色んな右肩上がりのスパゲッティを如何にスピードと角度を合わせながら成長させていくかがマジで難しい。自分の頭の中にいつもある絵は大きくは2つで(色々とピコンピコン頭の中に飛び交ってるんだけども)、1つはトップからボトムまでのSalesファンネル、もう1つは組織、この2つはいつもあって、診断をして、結果のなぜかを考えて、解決策を考えて、薬を処方して、の繰り返しな感覚がある。言うは易し、現実はそんな簡単に描いている事が実現するわけではなく、実際はワニワニパニックの様に1つ解決しようとしている間にまた1つ問題が出てきたり、解決した後に2つピコッと出てきたりと、、成長と共にまた違う問題だらけで、エンドレスワニワニパニックを楽しんでいる感覚がある。

⚪︎Scale-upからStart-up

今実際にScale-upをしていてCEO, CFO, CRO…と組織のマネージメントと近い距離で仕事をしていると、”こうやって or こういう意志決定をするのか!”や”こう考えているのか!”など、なるほど〜と学びになる事がある。自分はあくまで日本の1社員になるけど、ここまで近い距離で仕事をすると、本当の起業ってどんなものなんだろうなブラックボックスを開けてみたい欲がどうしても出てきてしまう。だいたいのボンヤリ描いている事は変わらないので(とは言え今のようなScale-upではなくもっと細々とした商売)、失敗しても何とでもなるマインドで、家族関連が落ち着くタイミングにできたらなぁとボンヤリ。(シンガポールでアクセサリーショップを進めて見事に失敗したな、そう言えば)

⚪︎入社以来1番の”やってしまった”

AI界隈の流れが早い中で、どう空中戦を戦うかの話。詳細は書けないけど、ちょうど3-4月位のAI界隈特にGenerative AIがやたらと流行り始めた際に、世の中の流れを読みながらどう空中戦をするか、判断を見誤るではなく、タイミングを見誤る機会があった。結果として周りの人達に助けてもらってうまく軌道修正できたものの、”やってしまった”感覚から、もっと言うとリーダー失格だったなと思ったタイミングだった。それ以来、今まで以上に”この事が起こるという事は、別の事がどう起こるか…??”と世の中と組織を紐づけて考える癖が少しずつ習慣化してきていると思う。逆に言うと、それくらいハッとした経験だった。

⚪︎エンパワーメントを重視する

おそらく今までマネージメントをやってきたり、トレーニングをしてきたり、その中で自分自身のスタイルを理解している限りでは、ビジョン型?どんどん前進型?なんだと思う。大きく絵を描いて、それに向けて必要な道筋を描きながら、”こっちに一緒においでー!”とガイドしていく感じ。なので、ラインマネージャーがうまくアクセル・ブレーキだけでなく、間をとってみんながペースに合わせていって一緒に走っていける様に微調整できると機能するし、微調整できないと自分は本当に酷いリーダーとなる(苦笑)以前から現場でどんどん進めて貰っていったものの、大事なポイントはちゃんと自分も判断に加わる事が多かったものの、採用も順調に進んでラインマネージャーも加わり組織っぽくなってきた中で、今度は大事なポイントもどんどん判断をお願いできるようにどんどんしていこうと思う。その方が皆主体性・責任感をもってミッションの実現に向かえると思うので。言うは易し、行うは難し!

コーチングとコミュニケーションというポイントも書きたかったけど、松屋の豚汁とトマトジュースでほんわか眠くなってきてしまった。また続きを次は今年内を目標に備忘録がてら書いていこうと思う。まずは久しぶりに書いて、頭の中を少し整理もできて良かった。

げーしー
  • 2013年から始まった人生ログ。
    自分の振り返りを目的として色々とメモしています。

BusinessTokyoTrip

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